2015-06-19

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複数の大イベントに備えるべきか PART8

2日前の当ブログでは「今週末は米国株式市場がメジャーSQを迎えるので・・・FOMCの結果はヘッジファンドのポジションの巻き戻しにつながる。・・・直近で急落した相場は急反発し、急騰した相場は急反落すると考えている」と書いた。実際、きのうのNYダウは一時240ドル高(終値は180ドル高)と急上昇したし、今日の日経平均は183円高の2万174円と2万円の大台を回復した。強いて言えば、ドル円相場の戻りが鈍いのが気になる。下院で昨夜、再採決した新TPA(大統領通商一括交渉権)法案は可決され、TAA(貿易調整支援制度)法案とは切り離されて上院に送られた。ドル円相場の戻りの鈍さは、上院での新TPA法案の再可決をアシストするような感じではある。黒田日銀総裁の円安けん制発言は見事に活かされている。正直なところ、TPA法案は完全に暗礁に乗り上げた気がする。そもそも、上院は失業した労働者を支援するTAA法案とワンセットになったTPA法案の審議入りさえ、一度は否決している。定数100人中60人の賛成が必要で、過半数で可決できる本会議の採決よりもハードルが高いからだ。もっとも、TAAは9月末で切れるので、議会が...