ブログ(会員限定) 複数の大イベントに備えるべきか
今日は欧州中央銀行理事会とドラギ総裁の記者会見、週末には米雇用統計がある。きのうからユーロ円相場が一気に2円以上も急騰し、1月以来の高値(1ユーロ=138円台)をつけたため、何らかの大きな悪材料が出ると思っていたほうがいいだろう。すでに欧州株は、この1週間下げっぱなしという感じである。米雇用統計は大幅に改善しない限り、市場に与える影響も限定的と見られるが、こればかりは発表後の市場の反応を見なければ何とも言えない。対ユーロで久々にドル安が進んだため、その好材料を雇用統計発表後に織り込む動きになると見ている。ただ、他の主要通貨に対するドル高傾向が止まらない限り、それも一時的なものにとどまるだろう。ドル高は多国籍企業の業績に相当な悪影響を与えつつある。きのうまでの12連騰はバブル時代の13連騰に次ぐ連騰記録だが、前回指摘したように、その原動力はヘッジファンドの買戻しと考えられる。今月からコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)が導入され、しかも、今月下旬からは株主総会シーズンになるので、自社株買いや自社株消却、同業他社のM&A発表など、従来の経営戦略を大転換するような企業価値向上策を発...
