ブログ(会員限定) TPA成立までは株主還元が有力テーマに PART3
先週前半までの株価の調整局面で、売られ過ぎた銘柄の買戻しが進んでいる。輸出関連株や日経平均への寄与度が大きい値がさ株がその中心だ。キヤノンやKDDIのように、25日移動平均線に上値を押さえられている銘柄も結構あるので、戻り売りや利食い売りをこなしきれていない主力株も相当数ある。株価指数の高値更新を手放しで喜ぶわけにもいかない。豊田自動織機やパルコなどの親子上場関連株も25日線近辺まで戻ってきた銘柄が増えた。決算発表で親子上場解消に関する材料が出ずに失望売りで下がった銘柄が多かったようにも見えるが、本番はやはりモノ言う株主の発言が増えそうな株主総会の後だ。来月1日にコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針、以下CGコード)が導入され、来月25日には株主総会の集中日がやって来る。経営陣にとっては株主総会が年間を通して最大のイベントなので、そこに初めてCGコードと機関投資家向けのスチュワードシップ・コード(責任ある機関投資家指針)の両方の縛りが出てくるわけで、上場企業の経営陣にとってはまさしく鎖国を解いて「明治維新」を迎える気分だろう。それが日本株にとってどの程度の革命になるのか、ファナ...
