ブログ(会員限定) 「ゴールデン・ウィーク危機」のメインターゲットはユーロ圏だった PART2
終わってみれば、先週までの急落は何だったのか?という感じである。連休で国内機関投資家など大口の買い手が不在の中、先物でヘッジファンドのやりたい放題売り込まれるという構図は、来年以降も続きそうだ。先週末が日本のオプションSQだったので、先月まで3カ月連続でSQ直前に「踏み上げ」を喰らったヘッジファンドにしてみれば、今月は4カ月ぶりにSQ直前に日本株の売り崩しに成功して、リベンジを果たした格好である。先週末の米雇用統計が市場予想を上回ったことで、NYダウは267ドル高の1万8191ドルと史上最高値まであと90ドル余りに迫り、過去6番目に高い水準で引けている。主要市場で最も下落率が大きかったドイツのDAX指数(4月高値から直近安値までの下落率は約10%)も、先週7日の安値から8日の高値まで1日で約5%も急騰した。同様に、中国の上海総合株価指数も先月27日の年初来高値から一時約10%急落したが、日曜日に発表した利下げも手伝って、そこから6%ほど戻している。日本市場は今週いっぱいまで決算発表がたけなわのため、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や共済年金、簡保などの公的資金以外の機関投資家...
