2015-04-27

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月末の大イベントを織り込む相場に PART9

決算発表が本格化し、好業績株の物色人気が盛り上がってきた。ただ、業績見通しがよほどサプライズを伴ったものでないと、株価の水準訂正は一時的なものにとどまってしまいがちである。過去何度も書いたことだが、いまの日本株は相場サイクルでいうところの金融相場からなかなか脱却できないでいる。今の景気の現状では次のステージである業績相場には移行できないのが実情だ。だからこそ、決算発表シーズン終了後を見据えて動く必要があると私は主張しているのだ。明日の日米首脳会談や明後日の安倍総理の米議会演説は、TPP(環太平洋経済連携協定)問題が焦点になるはずだから、リクルートホールディングスや林兼産業といったTPP関連株が静かに動き始めている。同じTPP関連でも大幅に値上がりした食品株は調整に入っている銘柄が多いので、むしろ出遅れた人材関連や医療関連、食品商社などの上値余地が大きいと見ている。TPP関連と並行して人気化しそうなテーマ株が親子上場関連株だ。ただ、これについては決算発表で大きく株価が揺れることを覚悟しなければならない。また、仮に親会社による完全子会社化が行なわれるとしても、それは子会社の決算発表時ではな...