2015-03-23

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踏み上げ相場

空売りした人が、損することを承知で買い戻すことを「踏む」という。その「踏み」が「踏み」を呼び、あるいは「踏み」狙いの新たな買いを呼んで、上げ相場が加速することを「踏み上げ」とか「踏み上げ相場」とか言うが、いまの強すぎる相場は「踏み上げ相場」の側面がかなり強い気がする。日本株はこれまで、折に触れてこれとは真逆の「投げ」が「投げ」を呼び、ヘッジファンドの売り崩しが成功して相場が大崩することが毎年恒例のように起こってきた。それは去年も一昨年も何度も経験してきたはずだ。しかし、今年の2月以降は局面が逆転し、売り方が総崩れになる「踏み上げ相場」が何度も起きている。今日も円相場が1ドル=120円割れになったにも関わらず、日経平均は前場中ごろから200円前後高い1万9750円近辺で堅調に推移した。これはアベ・トレードの正反対である「円買い・株売り」の裁定取引が活発化しなかったことを意味する。こうなると、26日の配当権利付き最終日までには、2万円の大台に乗せる可能性が一気に高まってきたと言えるだろう。