ブログ(会員限定) TPP関連株に出番 PART2
決算発表で明暗が大きく分かれているが、昨年春から夏にかけて、私が講演会などでよく取り上げていた大和小田急建設(1834)が、先週末の決算発表と同時に、株式交換で大和ハウスの完全子会社になることが合わせて発表された。実質的に32%のプレミアムをつけた株価(発表時の理論株価は886円)で買収することになる。実はこの銘柄、わたしが取り上げていた頃の300円台から2カ月余り後の9月初めに960円まで急騰した事がある。この頃から完全子会社化の交渉が進んでいたのだと推測される。同じような話で、私が昨年秋に230円前後で取り上げていた自動車部品のシロキ工業が、昨年12月下旬に、やはり株式交換でアイシン精機の完全子会社になることが発表され、358円まで急騰した経緯がある。一時に比べて、このような子会社や系列企業をM&Aして、親子上場を解消するという動きが減ったが、これも一種のTPP(環太平洋経済連携協定)対策で、今年から急増する可能性がある。というのも、先週書いた通り、TPPは緩やかな市場統合であり、経済ルールは米国色の強いものに統一される。米国や欧州では株式の親子上場は基本的に禁止なので、余裕のある...
