ブログ(会員限定) 欧州債務危機の終わり
やはりというか、当然というか、先週末の米国のオプションSQを契機に、世界同時株安はターニングポイントを迎えた。いまはまだヘッジファンドなど投機筋のショートカバー(空売りの買い戻し)による反発に過ぎないが、株価に関しては日米欧いずれの市場も底打ちした可能性が極めて高い。市場の注目は明日のECB(欧州中央銀行)理事会に集まっている。追加量的緩和としてドラギ総裁やフランスのオランド大統領が米国型の国債購入に踏み切ると予言していることや、スイス中央銀行が先週、無制限為替介入を突然やめたことから推測して、ECB理事会では市場の期待を裏切らない程度の国債購入を決めると思う。欧州債務危機が茶番というか、でっち上げというか、意図的に作られた危機であることは、このブログでも過去に口が酸っぱくなるほど書いた。今回のECB理事会は、そんな茶番を完全に終わらせる歴史的な会合になると私は思う。ECBが国債購入を一手にやらず、各国の中央銀行に任せる手法(以下プランB)が採用されれば、欧州債務危機は完全に過去のものとなる。これは国債購入に反対するドイツの主張を尊重するやり方だが、可能性は五分五分といった感じだろう。...
