2015-01-16

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そろそろターニングポイントか

今夜の米SQで、原油の急落を原因とする世界同時株安はとりあえず一服すると見ているが、今日の日本株の急落はそれとは別の新たな悪材料が引き金になっている。スイス中央銀行の無制限為替介入の中止がそれだが、これにより劇的な「ユーロ安・欧州株高」となる一方、これまた劇的な「円高・日本株安」となった。スイスフランは対ドルで一時38%高、対ユーロでは41%高と暴騰した。これは主要通貨の1つとしては恐ろし過ぎるほどの変動率だ。そもそも、米SQの前日(=オプションの最終売買日)に、スイス中央銀行にとっては一世一代と言ってもいいほどの政策変更を発表するというのはどうかしている。スイスは政府及び基幹産業の金融界が、リーマン・ショック後に米国富裕層の脱税ほう助で米政府からとことん追及され、白旗を上げた経緯がある。その際、何らかの密約があったはずだと私は見ていたが、きのうそれが発動された可能性がある。スイス中銀は対ユーロでのスイスフランの上限を設定し、それに為替相場が近づいてくると、上限を超えないように無制限の「ユーロ買い・スイスフラン売り介入」をしてきた。もちろんそれは、スイスの時計産業など輸出産業の競争力を...