ブログ(会員限定) 空振りの恐怖と三空
大方の市場関係者は今月の追加緩和はないと予想していたが、それでも実際に日銀が「ゼロ回答」を出せば、株価が急落して円高が進むことは、素人でなければ予想できたはずである。しかも、今週は週末にオプションSQを控えているし、今日はSQ2日前の「急落の急所」でもあった。黒田総裁のまったく市場に配慮しない記者会見は、自爆テロに近いものがある。日経平均は今日の急落で滅多にでない「三空」になった。日足チャートでマドが連続して3回現れることで、急落時に現れた場合は絶好の押し目買いのチャンスとなる。相場格言に「三空叩き込みに買い向かえ」というものがあるが、この格言が的中する確率は非常に高い。実際、すでに日経225先物は現物の引け後から120円も上昇している。前回指摘した通り、米国株や日本株の急落は例年のゴールデンウイーク危機や「5月に売ってどこかに行ってしまえ(ウォール街の格言)」が1か月前倒しされているものと見ることができる。ヘッジファンドを中心とする短期筋は、自分たちのせいで毎年5月に相場が大揺れすることをわかっているから、米国株が史上最高値を更新したいまのタイミングで、示し合わせたように利食い売りや...
