2014-04-04

ブログ(会員限定)

夜明け直後の大イベント

日経平均は1万5000円の大台に乗せて週を終えたが、前回書いたように、来週7日、8日には日銀金融政策決定会合という大イベントを控えている。つまり、まったく油断できない状況がすぐ目の前に迫っているわけである。そもそも、日経平均が1万5000円の大台を回復できたのも、追加緩和への期待が少なからずあったからと言える。まあ、ヘッジファンドが「円売り・日本株買い」のアベ・トレードを、その大イベントの前に機械的に行ない、ポジションを積み上げたというのが実情なのだろうが、追加緩和がなかった場合は、このポジションが一気に解消されそうだ。ただ、気になるのは、きのうのECB(欧州中央銀行)理事会後の記者会見で、ドラギ総裁が日米と同様に「量的緩和策も検討している」と言い放ったことだ。これまでかたくなに量的緩和策(この場合は国債の直接購入)を導入しなかったECBが、ついにユーロを刷りまくる決意を固めつつあることは、間違いなく日銀の黒田総裁の背中を押すことになるだろう。もちろん、ECBが量的緩和に動くとすれば、来月以降になるのだろうから、今回のドラギ発言が、8日の政策決定会合で日銀の追加緩和をする可能性を高めた...