2014-01-27

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ゴールドマンの弱気レポートが尾を引く PART2

今回の世界同時株安の原因をいくつか挙げてみると、①昨年末までに買いポジションが積み上がり過ぎた②今年は去年のように世界経済を揺るがす大きな悪材料が観測されていなかった③投資家を含めて市場関係者は強気一色に近い状態だった④そこに表題にあるゴールドマンの弱気レポートが発表された(10日、米国株は高過ぎる)⑤中国PMI(製造業景況指数)が半年ぶりに50%割れ(23日)⑥アルゼンチンペソが急落し、トルコ、南アフリカなど他の経常赤字国に波及⑦29日のFOMC(連邦公開市場委員会)で再度の量的緩和縮小を決める可能性がある⑧FRBの議長交代期(2月)に相場が大荒れとなるジンクス(87年のブラックマンデー、98年のリーマン・ショックなど)⑨2月9日の都知事選が円相場を左右する大イベントにといった具合に、思い当たるものでこれだけの原因が複雑に絡み合っている。中でも一番影響力の大きいのは⑦のFOMCだろう。もし、29日(日本時間30日)に量的緩和の「追加縮小なし」と決まれば、相場は急反発に向かうと思われる。常識的に考えれば、これだけ経常赤字国の通貨が急落すれば、FRBの理事も追加縮小を見送る判断をすると思...