2013-11-25

ブログ(会員限定)

アベ・トレード復活

前回書いたように、今年5月まで盛んに見られた「日本株買い・円売り」を特徴とする「アベ・トレード」が完全復活してきたようである。円相場は今日、一気に1ドル=102円台に突入しようとしていて、午後5時現在までのドルの高値は101円91銭、ユーロは137円99銭である。その一方で、日経平均は237円高で今日は終わったわけだから、これはヘッジファンドが得意なアベ・トレード以外の何物でもない。今日は円安が進んだ関係で輸出関連株が買われ、建設・不動産などの内需関連株が幅広く売られる展開になった。前述した通り、アベ・トレードを盛んに行なっているのはヘッジファンドだが、今日、建設株などを思い切り売ったのもヘッジファンドと思われる。というのも、今日値下がり上位に入った熊谷組(1861)、大豊建設(1822)、冶金工(5480)、それに鉄建建設(1815)にしても、結構な大商いだったからで、単に建設などの内需株から輸出株への資金シフトではここまで商いが膨らまないからだ。ちなみに、今日は東証一部値下がり30傑に建設株が10銘柄も入っている。しかし、その一方で、値上がり上位には輸出関連株はほとんど入っていない...