2013-10-18

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リニア新幹線同時開業検討の衝撃

きのう、JR東海から大材料が飛び出した。山田社長が記者会見で「リニア中央新幹線の全線同時開業は、国から無利子融資などの特別な配慮のある提案があれば検討したい」と述べたのである。JR東海によると、リニア新幹線は来年度に着工して、2027年に品川-名古屋間を先行開業し、45年に新大阪まで延伸する2段階の開業を予定している。今日、軟弱地盤のシールド工事を得意とする大豊建設(1822)や熊谷組(1861)、それに鉄建建設(1815)が急騰したのは、この山田発言によるところが大きい。この発言は、自民党の近畿ブロック両院議員会(会長・二階俊博総務会長代行)が、政府の責任で大阪まで同時開業するよう決議したことを受けたもの。新幹線の建設は、これまで東海道、山陽、東北、上越など、すべて補助金などの国費が投入されてきたが、現在進行中の北陸などの整備新幹線に対する国からの補助は、財源不足で微々たるものにとどまっている。このため、整備新幹線の建設が終わらなければ、リニア新幹線への補助金の支給はないと見たJR東海は、全額自己負担で9兆円の建設費を賄うと発表し、来年度中の着工を目指している。もし、リニア新幹線の同...