2013-07

ブログ(会員限定)

日銀会合、週末のオプションSQを控えて売り買い交錯

はっきり言って、ここ数日の相場は完全にヘッジファンドに振り回されている。市況解説では「先物主導の相場展開」のひとことで済まされているが、では誰がその先物を売買したのか?となれば、大半はヘッジファンドで間違いないのだ。今週は、今日・明日の日銀金融政策決定会合、それに週末のオプションSQと、いわゆるイベント週であり、ヘッジファンドにとってはまさに稼ぎ時の週である。SQに向けて相場の上昇が鮮明になったということは、「買い仕掛け」に動いているファンドが多いことを示しているが、裏を返せば、売りポジションを積み上げたままのヘッジファンドが結構あって、彼らが「踏み上げ」を喰らっているということでもある。ヘッジファンドは弱肉強食の世界ゆえ、このように同業者がカモられることは日常茶飯事である。5月23日から始まった日本株の暴落局面でも、まったく同じことが言える。明日の日銀会合は例によって何も出ない=追加緩和なしと見た方が無難だろう。明後日のオプション最終売買日も波乱が予想されるので、2日連続で相場は上下に揺れそうだ。今週は結果的に1日たりとも値幅の小さい日がなかったことになりそうだ。そんなわけで、明日、...
ブログ(会員限定)

テーマ株物色が再燃 PART4

今日の日経平均の値幅は約390円と久々に大きくなった。寄り後に187円高まで上げた後、上海市場が始まる10時半前から急速に崩れて、終わってみれば200円安の安値引け。日経225先物(期近)の出来高が9万7000枚と6月25日以来の大商いとなったことから考えて、またCTA(商品投資顧問)が舞い戻ってきた可能性もある。個別株ではイー・ギャランティ(8871)やアイフル(8515)、NECキャピタル(8793)が大幅高で終わったが、三菱地所など一部の不動産株が大幅安になるなど、テーマ株の動きはまちまちだった。気になるのは、上海総合株価指数が再び年初来安値目前まで急落したことだ。同指数が年初来安値をつけたのが、まさに前述した6月25日で1950ポイントだった(終値ベース)。今日は2.4%安の1958ポイントで終わったのだが、中国株安や好調な米雇用統計を受けて、再度アジア市場からの資本流出(主に米国回帰、レパトリ)が懸念され、アジア市場は株だけでなく通貨も全面安になった。先週末の米雇用統計が予想外の強さになったことで、一部のヘッジファンドが仕掛け売りに出たのは間違いないが、CTAが再び日本株を売...
ブログ(会員限定)

テーマ株物色が再燃 PART3

私は講演会や雑誌などで「参院選後は05年の郵政解散相場と似たような展開になって、日経平均は5月高値を抜く」と予想してきた。中国のシャドーバンキング(影の銀行)問題の処理が相場の足を引っ張る場面もあるだろうが、それは少し先のことになりそうだ。日経平均株価は今日で下げ幅(3526円)の半値戻しを達成した。相場格言に「半値戻しは全値戻し」とあるように、上昇トレンドを崩さずに半値戻しを達成した場合、結果的に全値戻しになる確率はかなり高いと言える。当ブログで予想してきた通り、直近の相場はノンバンクや含み資産などテーマ株に物色の矛先が向かう展開になっている。ただ、今日は米雇用統計の発表や週末ということもあって、戻りが大きかった銘柄ほど利食い売りで値を消す銘柄が目立った。イー・ギャランティ(8771)やNECキャピタル(8793)、Jトラスト(8508)、ケネディクス(4321)、アイフル(8515)、オリコ(8585)、ダイビル(8806)などだ。このうち、NECキャピタル、Jトラスト、ケネディクス、オリコは75日線直前で株価が押し戻されている。ここを突破すると、イー・ギャランティやよみうりランド...
ブログ(会員限定)

テーマ株物色が再燃 PART2

円相場が1ドル=100円の大台をあっさり突破したにも関わらず、輸出関連株は総じて冴えない。日経平均が1万4000円の大台を割り込んだ場面では、前日比マイナスになる銘柄も目立った。やはり中国のシャドーバンキング(影の銀行)問題が尾を引いているのだろう。上海総合株価指数は、日本時間14時現在で1.3%安と相変わらず弱い動き。シャドーバンキングの主役である理財商品の処理が秋から本格化する可能性があり、中国経済の下振れ懸念がぬぐえないのも事実である。そうなると、輸出関連株には下手に手を出せないというムードが広がって、消去法で再び含み資産株やノンバンクなどの内需系のテーマ株が人気化するという構図である。今日もイー・ギャランティ(8771)が、約10%の値上がりで東証一部値上がりランキングで上位に入っている。出来高も2時13分現在で約50万株と、日経平均が1140円安となった5月23日以来の多さである。今週に入って3日連続で値上がりランキング上位に食い込んでいるところから見て、買っているのは個人中心ではなく、ファンドと見て間違いないだろう。今日は、ほかのノンバンク株がアイフル(8515)をはじめと...
ブログ(会員限定)

テーマ株物色が再燃

7月相場に入って、テーマ株物色が再燃している。今日の東証一部値上がり率ランキングでは、私が講演会や雑誌などで取り上げてきたノンバンクや含み資産株が数多く入った。ノンバンクではイー・ギャランティ(8771)が12.9%高でランキング5位、NECキャピタルソリューション(8793)が11.8%高で11位、オリコ(8585)が23位、FPG(7148)24位、アイフル(8515)27位などだ。含み資産株ではよみうりランド(9671)12.2%高で6位、東京都競馬(9672)が11.8%高で10位、セイコー(8050)が10.2%高で19位などである。ほかにテーマ株では、再生エネルギー関連や不動産流動化関連、バイオ関連などが買われた。一方、輸出関連は、中国のシャドーバンキング(影の銀行)問題に頭を押さえられて、物色の矛先が向かわない銘柄が多かった。今日の売買代金の上位は1位、2位が三井住友FG、三菱UFJFG、5位に野村HD、6位がアイフル、8位がみずほFGといった具合に金融株が多くを占めた。講演会でも警告したが、輸出関連株の中でも特に中国の影響が大きい銘柄は、秋に理財商品の抜本的な不良債権処...