2013-07-29

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売り屋が参入

キヤノン(7751)の大幅業績下方修正をきっかけに、日本株は再び急落地合いになってしまった。あまりいい言い方ではないが、空売り専門の「売り屋」が舞い戻ってきた感じである。ヘッジファンドは「売りポジション」と「買いポジション」を同時に持つことで、相場がどちらに動いても利益を追求する投資戦略をとっている。もちろん、「売り」が株で「買い」が債券という具合に、必ずしも売り買いの投資対象が一致するわけではない。しかしながら、一部のCTA(商品投資顧問)のように、先物取引の「売り」に集中して儲けようとする投資家も少なくない。今回、1カ月ぶりにCTAが舞い戻ってきたかどうかはハッキリしないが、株式先物の売り仕掛けが大規模に行なわれていることは確かだ。一方で、キヤノン・ショックによって、外国人投資家の現物買いが急減している。寄り付き前の外資系証券の注文動向をみると、先週末26日に、ほぼ1カ月ぶりに売り越し(約760万株)となったのに続き、今日も600万株の売り越しになった。売り注文がさほど増えたわけではないが、買い注文はキヤノン・ショック前の半分くらいになっている。ただし、日経225先物の出来高は、5...