2013-05-24

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下げる時も真空地帯

きのうの日経平均1143円安には驚いたが、今日の朝方の523円高から1時過ぎの502円安までの急落も唖然とするほかなかった。結局、128円高まで戻って引けたからよかったようなものの、これだけ相場が荒れてくると、情報の少ない個人投資家が片手間に相場を張れるような状況ではない。きのうの大証の日経225先物の出来高は39.3万枚、今日が35.5万枚(速報)だそうだが、こんなものすごい大商いは初めて見た。3カ月に一度のメジャーSQの時でさえ、10万枚を超えれば大商いである。メジャーSQ4回分の取引が1日で行なわれたわけで、どれだけ膨大な量の先物の裁定ポジションが積み上がっていたかがわかる。もちろん、その裁定取引とは「株式先物買い・債券先物売り」ないしは「株式先物買い・円売り」の2種類だ。なぜ、日経平均は2日間で2000円も急落したのか?最大の原因は長期金利の急上昇を日銀が本気で抑え込もうとしなかったことだと見ているが、それによって「株式先物買い・債券先物売り」という裁定取引がボロ儲けとなり(債券価格の下落=長期金利の上昇)、調子に乗ったヘッジファンドはどんどんこの裁定取引を積み上げて行ったと考...