2013-05-22

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日経平均は1万6800円程度まで真空地帯か PART2

日経平均は今日も一時300円以上急騰した。日銀金融政策決定会合は現状維持で終わり、急騰した長期金利への対応策も何ひとつ発表されなかった。3月までなら、日銀会合で追加緩和なしだと、日経平均で200~300円下げてもおかしくないところだが、いまはむしろ「追加緩和なし」の方が、日経平均が急騰しやすい構図になっている。それはヘッジファンドが盛んにやっている「株式先物買い・債券先物売り」という裁定取引のせいだ。アベノミクス相場がスタートする前の昨年10月までは、それとはまったく逆の「株先売り・債先買い」という取引が、かれこれ22年ほど盛んに行なわれ、それが日本株の長期低迷と債券バブルを招いてきた。「失われた20年」もこの裁定取引が原因の1つと言っていいだろう。しかし、ヘッジファンドはアベノミクスに乗るため、180度方針転換して、株買い・債券売りに舵を切ったのである。つまり、今回の日銀会合で、このヘッジファンドの新たなドル箱となった「株先買い・債先売り」に水を差すような話が1つも出なかった。それが日経平均の上げを加速させ、長期金利の上昇を許す結果となったわけだが、それはすなわちヘッジファンドへの利...