2013-02-20

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新たな火種の中身 PART2

24、25日のイタリア総選挙については、きのう書いた通りで、政権交代はないと思うが、仮にあったとしても、ベルルスコーニ前首相の中道右派が、ECBや欧州委員会に逆らうような緊縮策の破棄はできないと見ている。再三書いてきたように、欧州債務危機は茶番であり、重債務国の財政再建のタガが緩みそうになると、意図的に危機を起こし、秩序が回復しそうになったら、それを火消しするの繰り返しをやってきた。しかし、ECBが重債務国の債券買い取りプログラムを創設したため、それに反する行為がない限り、第2のギリシャが生まれることはない。ベルルスコーニもバカではないので、政権をとったら無茶なことはしないだろうし、そもそも、私はその可能性は非常に低いと思っている。もっとも、マーケットは臆病なので、先週のG20直前の金曜日のように、一時的に調整色がかなり強まる可能性は否定しない。堅実派は来週月曜日まで様子を見るべきだろう。今週に入って、株式市場ではテーマ株物色が鮮明になってきた。全員参加と呼べるような売買が集中する銘柄はまだ少数だが、今日は再生エネルギー・環境関連と金融、不動産関連、バイオなどに大きく上昇するものが目立...