2013-02-19

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新たな火種の中身

今月24、25日投票のイタリア総選挙がマーケットの新たな悪材料として浮上している。しかし、市場関係者が気にしているベルルスコーニ前首相の率いる中道右派の支持率は急上昇したあと、先週あたりから支持の勢いが失速中だという。人気コメディアン率いる5つ星運動派に支持を奪われている格好だ。蓋を開けてみないとわからないが、おそらく現在与党の中道左派連合が引き続き政権を担当することになると思うが(市場では五分五分で、ベルルスコーニの中道右派政権が誕生するとの見方も根強い)、モンティ首相は退陣して新首相が生まれると個人的には思っている。もっとも、私はベルルスコーニが勝っても、ユーロ相場が暴落したり、イタリア国債の利回りが急上昇して欧州債務危機が再燃するとはさらさら思っていない。もはや、欧州中央銀行の重債務国の国債買い支えプログラムで、欧州債務危機は終わっているのだ。私が何度も書いてきたように、欧州債務危機は茶番もいいところで、まだそれに気づいていない市場関係者が結構いるところが問題なのである。ただ、先週のG20同様、イタリア総選挙を通過しないと、リスクオン相場というか、市場のムードも盛り上がらないので...