2013-02

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イタリア総選挙の悪夢

イタリア総選挙の結果を受けて、為替市場では劇的な円高・ユーロ安が起きた。対円でユーロは1日で6円近くも急落したし、ドルも2円以上安くなった。イタリア上院で過半数を獲得する勢力がなく、このまま行くと5月に再選挙の可能性が高まったからだ。では今回のイタリア総選挙が、中長期的な円安の流れを逆転させるほどの大事件かと言えば、そんなことは決してない。再選挙でベルルスコーニ率いる中道右派連合が政権をとったとしても、もう債務危機が再燃することはないと見ている。何度も書くようで恐縮だが、欧州債務危機はもともと茶番だったし、もう終わったのだ。いまは日本が債務危機の瀬戸際にいるわけで、世界の投機筋にとっての最大関心事は、欧州債務危機から日本の債務危機に移行しつつある。もっとも、これまで円安も日本株高も急激過ぎたため、今後しばらくはその日柄調整局面が長引くと思われる。東京機械(6335)やよみうりランド(9671)など含み資産株の動きはさすがに今日一服したが、ケネディクス(4321)やトーセイ(8923)、レーサム(8890)、いちごHD(2337)といった不動産流動化関連株は今日も一時急騰した。この中でレ...
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本当ならベストな日銀総裁人事

政府が黒田東彦・アジア開発銀行総裁を日銀総裁に起用する人事を固めたようだが、それが本当なら株式市場や為替市場にとってはベストな人選と言える。黒田氏は昨年10月に、日銀の資産買い入れ対象として、国債だけでなく「インデックス債や株式など山のようにある」と発言。先月も「日銀はあらゆる手段で金融緩和をやるべきだ」と発言している。このサプライズのある日銀総裁人事が好材料視されて、株式市場では含み資産株を中心に金融緩和で恩恵を受ける不動産関連株が急騰した。当ブログでも、2週間ほど前から、2月15日で決算発表シーズンが終わるので、含み資産株などのテーマ株物色が再燃すると予告していたが、まさしくその通りになった。今日は東急線と横須賀線・湘南新宿ラインの武蔵小杉駅(川崎市)の駅前に約2万6000㎡の土地を持つ東京機械製作所(6335)が東証一部値上がりランキングで5位に入ったほか、9位に飯野海運(9119)、18位に東京都競馬(9672)、23位によみうりランド(9671)と、ベスト30の中に4社含み資産株が入っている。もっとも、シェールガス関連で値上がり3位に入った石井鉄工所(6362)も含み資産株な...
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新たな火種の中身 PART3

イタリア総選挙は投票が25日(月)までの2日間と平日にまたがるので、月曜日までは世界的に株も為替相場も少し揺れそうだ。ただ、おととい書いた通り、個人的にはベルルスコーニ率いる野党が勝つとはとても思えないので、先週のG20同様、株も為替も行って来いになると考えている。今日、東証の値上がり上位30社に入った顔ぶれを見ると、バイオ・医療関連が7社、資源エネルギー・環境関連が4社、含み資産株が2社と、やはりテーマ株人気がじわじわ盛り上がってきていることがわかる。来週火曜日からは一段とテーマ株人気が再燃してくると予想する。日経平均はそれほど下がっていないにも関わらず、個別銘柄は直近の高値から2割前後下がる銘柄が激増している。これは物色対象が入れ換わっていることを端的に表している。2月7日に出来高7億株を超えたマツダは334円から255円まで急落して、今日の安値が258円と25日移動平均の259円を割り込んだ途端に、急反発して271円で引けた。このように、多くの銘柄が25日線にぶつかったあたりまで株価が調整している。テーマ株物色の第2ラウンドは、この25日線に支えられて反発する銘柄が主役になってく...
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新たな火種の中身 PART2

24、25日のイタリア総選挙については、きのう書いた通りで、政権交代はないと思うが、仮にあったとしても、ベルルスコーニ前首相の中道右派が、ECBや欧州委員会に逆らうような緊縮策の破棄はできないと見ている。再三書いてきたように、欧州債務危機は茶番であり、重債務国の財政再建のタガが緩みそうになると、意図的に危機を起こし、秩序が回復しそうになったら、それを火消しするの繰り返しをやってきた。しかし、ECBが重債務国の債券買い取りプログラムを創設したため、それに反する行為がない限り、第2のギリシャが生まれることはない。ベルルスコーニもバカではないので、政権をとったら無茶なことはしないだろうし、そもそも、私はその可能性は非常に低いと思っている。もっとも、マーケットは臆病なので、先週のG20直前の金曜日のように、一時的に調整色がかなり強まる可能性は否定しない。堅実派は来週月曜日まで様子を見るべきだろう。今週に入って、株式市場ではテーマ株物色が鮮明になってきた。全員参加と呼べるような売買が集中する銘柄はまだ少数だが、今日は再生エネルギー・環境関連と金融、不動産関連、バイオなどに大きく上昇するものが目立...
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新たな火種の中身

今月24、25日投票のイタリア総選挙がマーケットの新たな悪材料として浮上している。しかし、市場関係者が気にしているベルルスコーニ前首相の率いる中道右派の支持率は急上昇したあと、先週あたりから支持の勢いが失速中だという。人気コメディアン率いる5つ星運動派に支持を奪われている格好だ。蓋を開けてみないとわからないが、おそらく現在与党の中道左派連合が引き続き政権を担当することになると思うが(市場では五分五分で、ベルルスコーニの中道右派政権が誕生するとの見方も根強い)、モンティ首相は退陣して新首相が生まれると個人的には思っている。もっとも、私はベルルスコーニが勝っても、ユーロ相場が暴落したり、イタリア国債の利回りが急上昇して欧州債務危機が再燃するとはさらさら思っていない。もはや、欧州中央銀行の重債務国の国債買い支えプログラムで、欧州債務危機は終わっているのだ。私が何度も書いてきたように、欧州債務危機は茶番もいいところで、まだそれに気づいていない市場関係者が結構いるところが問題なのである。ただ、先週のG20同様、イタリア総選挙を通過しないと、リスクオン相場というか、市場のムードも盛り上がらないので...
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本日、UPをお休みさせていただきます

本日は、都合によりUPをお休みさせていただきます明日のUPを予定しておりますよろしくお願いします
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********************************************************経済ジャーナリスト山本伸が大胆予測!  2013・新年度に向けた経済情勢と株式相場の見通し********************************************************2012年後半から大当たり銘柄続出!4月からの新年度に備えて、今後の投資戦略を解説します。○日時:2013年3月7日(木)18:30~20:30    セミナー終了後、山本先生を囲んで懇親会を予定しています。○会場:大阪市総合生涯学習センター 第5研修室       大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階    JR大阪駅、東西線 北新地駅    地下鉄 四つ橋線 西梅田駅、谷町線 東梅田駅    地下鉄 御堂筋線、阪神、阪急 梅田駅○参加費用:一般4,000円(税込)        会員3,000円(税込) ※当日お支払いください。 ※懇親会については別途実費をいただきます。○申込み:以下のURLよりお申込みください。★3月19日東京セミナーの録音CDを販売し...
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********************************************************経済ジャーナリスト山本伸が大胆予測!  2013・新年度に向けた経済情勢と株式相場の見通し********************************************************2012年後半から大当たり銘柄続出!4月からの新年度に備えて、今後の投資戦略を解説します。★3月19日東京セミナーの録音CDを販売します。  価格は一般4,000円・会員3,000円○日時:2013年3月19日(火)18:30~20:30    セミナー終了後、山本先生を囲んで懇親会を予定しています。○会場:東宝土地 会議室(東京都千代田区神田神保町3-2高橋ビル)    地下鉄「神保町駅」A2出口2分、「九段下駅」5番出口4分、    JR「水道橋駅」10分○参加費用:一般4,000円(税込)        会員3,000円(税込) ※当日お支払いください。 ※懇親会については別途実費をいただきます。○申込み:以下のURLよりお申込みください。
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今週末のG20控え様子見 PART3

今日から始まるG20(20カ国・財務大臣・中央銀行総裁会議)は、やはり株式市場にとって大きなネックになってしまった。G20で安倍政権の円安誘導にケチをつける国があるのではないか、との思惑から、ドテン売りに転じたヘッジファンドが相当あったと思われる。今日は直近で急騰した材料株が総崩れになった感じを受ける。すでに暴落状態にあったバイオ・医療関連株や、K氏関連の仕手株、当欄で再三取り上げてきた不動産流動化関連株や含み資産株、それに1月下旬から大相場になっていた、みずほFGなどの大型株(ディーリング銘柄)などである。前回も書いたように、G20では日本を名指しして円安誘導を批判するような悪材料は一切出ないと見ているが、やはりこれまで日本株は調整らしい調整を経ないで急騰してきただけに、こうした悪材料が出るかもしれないイベントに合わせて売りを仕掛けられると、なす術がないような急落になってしまいがちだ。ただ、今日でニューヨーク市場のSQも通過するため、大波乱は今日がクライマックスだったように思う。前回、「G20では何が起こるかわからないため、週明け月曜、火曜あたりまでは様子見が無難ではないか」と書いた...
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今週末のG20控え様子見 PART2

きのうは宝島社から出るムック本の校正締め切りと、ラジオ番組2本の出演(毎週水曜日に中部東海地区で生放送される「北野誠のズバリ!(CBC放送)」と、ラジオ短波「朝倉慶の実践!プロ相場!」の収録)、それに夕方から赤坂の証券スクールで定例の株式講演会があり、ブログの更新が間に合わなかった。明日、明後日のG20(20カ国・財務大臣・中央銀行総裁会議)は、おそらく重要な発表は何もないだろう。リーマン・ショック後にG20がスタートして、これまで何1つ為替や株式市場を揺るがすような重要な決定は下された試しがない。「まさか!」は常に覚悟しておく必要はあるのだが、日本の円安・株高の流れを逆流させるような悪材料が出るとは考えられない。明日で3月期決算企業の第3四半期決算発表が終わる(東証上場企業のみ)。先週から今週にかけては、決算発表で好材料や悪材料の出た銘柄に売買が集中する傾向が強まる一方で、みずほFG(8411)など大型株のディーリング相場の色彩が強まった。決算発表に伴う材料株の一本釣り相場が終わって、来週からは再びテーマ株物色の色彩が強まるはずで、きのうの講演会でもその話をした。講演会が終わってすぐ...