ブログ(会員限定) イタリア総選挙の悪夢
イタリア総選挙の結果を受けて、為替市場では劇的な円高・ユーロ安が起きた。対円でユーロは1日で6円近くも急落したし、ドルも2円以上安くなった。イタリア上院で過半数を獲得する勢力がなく、このまま行くと5月に再選挙の可能性が高まったからだ。では今回のイタリア総選挙が、中長期的な円安の流れを逆転させるほどの大事件かと言えば、そんなことは決してない。再選挙でベルルスコーニ率いる中道右派連合が政権をとったとしても、もう債務危機が再燃することはないと見ている。何度も書くようで恐縮だが、欧州債務危機はもともと茶番だったし、もう終わったのだ。いまは日本が債務危機の瀬戸際にいるわけで、世界の投機筋にとっての最大関心事は、欧州債務危機から日本の債務危機に移行しつつある。もっとも、これまで円安も日本株高も急激過ぎたため、今後しばらくはその日柄調整局面が長引くと思われる。東京機械(6335)やよみうりランド(9671)など含み資産株の動きはさすがに今日一服したが、ケネディクス(4321)やトーセイ(8923)、レーサム(8890)、いちごHD(2337)といった不動産流動化関連株は今日も一時急騰した。この中でレ...
