2012-09-21

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日銀も10兆円の追加緩和に動く PART2

中央銀行による日米欧の金融緩和競争は、例によって日本の一人敗けに終わった。それでも円相場が対ドルで78円台、対ユーロで101円台を維持しているのは、債務危機が日本に飛び火するリスクが高まっているからだろう。尖閣問題で円が売られているとの見方も根強いが、こと為替相場に関して、その影響は小さいと思う。尖閣問題がQE3(量的緩和第3弾)を上回るほどの円安要因になったとは到底考えられないからだ。来月半ばに東京でG7(11日)やIMF総会(9~14日)が開かれる。IMFはラガルド専務理事以下、幹部が円安を容認する発言を繰り返しているから、このイベントに合わせてヘッジファンドが円売りを仕掛けてくる可能性もある。すでに円売りポジションの積み上げ(仕込み)が始まっているのかもしれない。中間期末が近づき、好業績株の個別物色、一本釣りの様相になりそうだから、日替わりで物色対象が変わるだろう。今日も値上げ申請が認可されそうな電力会社以外、まとまって物色されたセクターは見当たらない。引き続き高配当株のアイディホーム(3274 JQ)、飯田産業(8880)、日本駐車場開発(2353)などに注目している。