ブログ(会員限定) 日銀も10兆円の追加緩和に動く
日銀は今日、資産買い入れ基金を10兆円増額し、国債などの入札下限金利の撤廃も決める追加緩和を発表した。これを受けて、日経平均は一時160円以上値上がりしたが、株式投信(ETF)や不動産投信(REIT)の買い入れ枠は増やさなかったため、株式市場はやや盛り上がりを欠く物色になった。日銀の追加緩和発表は欧米時間の早朝や夜にあたるため、外国人投資家が個別銘柄の物色に動くのは明日からになる。REITなどリスク資産の増額を見送ったので、不動産株や銀行株の一部には今日、早くも失望売りが出ている。しかし、中国などの反日運動の影響で、輸出関連株は引き続き手掛けづらいため、高配当株や好業績の内需関連株の物色が今後も続くと予想される。正直なところ、FRBが毎月3.2兆円の不動産担保証券を買い続けるということは、今回の日銀の10兆円追加緩和にたった3カ月で追い付いてしまうことになる。つまり、差し引きすると円高要因になる。一時的には材料出尽くしで円安に振れているが、反動が怖いのも事実。決算発表シーズンが近づいたため、2月のバレンタインデー緩和の時のように、相場テーマに沿った銘柄群がまとめて買われるという動きには...
