ブログ(会員限定) 米QE3実施で日銀の追加緩和が焦点
FRBは13日にQE3(量的緩和第3弾)実施を決め、毎月400億ドル(約3.1兆円)のペースで不動産担保証券(MBS)を買うと発表した。しかも、労働市場が改善するまで無期限で実施するというから、前回のQE2(総額6000億ドルの国債買い)よりもインパクトは遥かに大きい。こうなると、19日の日銀金融政策決定会合でも、何らかの追加緩和策を打たざるを得ないだろう。市場で有力だと見られているのは、資産買い入れ基金の増額だが、中途半端な増額では円高が進んで、対ドルで史上最高値を更新しかねないリスクがある。何しろFRBは今回のQE3でも欧州中央銀行と違って不胎化をつけなかったから、毎月3.1兆円ずつドルをばら撒き続けることになる。それに対抗して円高を防ぐとなると、2月14日の「バレンタイン緩和」並みの思い切った量的緩和が必要だ。それはすなわち、株式相場にとっては強烈な追い風となる。日銀が19日に資産買い入れ基金の増額を決める確率は極めて高い。となると、今回はFRB同様に国債の買い入れ枠ではなく、株式投信(ETF)やREIT(上場不動産投信)の買い入れ枠を増額するだろう。当然、不動産株には追い風が吹...
