2012-08-20

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「野村日本株投信1208」に振り回された1週間

野村が今日設定した「野村日本株投信1208」は約1200億円の資金を集めたと言われる。しかも、全額を日経225先物で運用するとされ、それに怯えたヘッジファンドなど売り方の買い戻しが大量に入って、それが先週から日本株を大きく押し上げたと言える。しかし、設定日の今日は朝高のあと、後場寄りに日経平均は急速に売られて一時マイナス圏となり、結局8円高のほぼ行って来いで終わった。要は先週までに野村の大型投信の買いは短期筋の先回り買いで打ち消されたと見ていい。先週、日経平均は300円弱上昇したため、いまはむしろその反動安を市場は気にしている。例えば、日経平均採用銘柄で2番目に寄与度が大きいファナックは、8月3日の安値1万1240円から今日の高値1万3540円まで20%も急騰した。先月25日に発表した4-6月期決算は1.6%の営業減益という失望決算だったから、ファナックの急伸は空売りの買い戻しとしか説明のしようがない。もちろん、多少の円安は好材料になったものの、キヤノンや東京エレクトロンはこの間に3~4%しか上がっていないから、やはり野村の大型投信の影響が大きいと言える。そんなわけで、野村の大型投信の...