ブログ(会員限定) 売り仕掛けか PART8
1日にFRBは追加緩和を見送り、きのうのECB理事会でも欧州中央銀行は「国債買い入れプログラムの再開を検討中」と表明しただけだった。こうなると、9日の金融政策決定会合で日銀も追加緩和を見送る可能性が高まったと言えるだろう。少なくとも、市場の見方は「追加緩和なし」に傾いている。ただ、FRBも今夜発表の雇用統計が急激に悪化した場合、次回9月のFOMC(連邦公開市場委員会)を待たずに、追加緩和に動く可能性があると予想する市場関係者も少なくない。欧州中央銀行もいつ国債買い入れプログラムを発動するかわからないから、政治空白が続く8月中に日米欧の金融当局が連携して政策対応する可能性も視野に入れておくべきだろう。いずれにしても、日銀が追加緩和に動かなければ、日本株はそれなりの影響を受ける。来週はお盆前のポジション整理の売りもかなり出るため、1年で最も無理をしてはいけない時期と言える。高配当利回りの銘柄を現物で買うというのなら問題はないだろううが、新期の信用買いは極力避け、銘柄入れ替えの売買程度にとどめておくのが無難だ。
