2012-07-09

ブログ(会員限定)

大転換か PART13

金曜日に書いた通り、米雇用統計はまたしても市場予想よりもかなり下振れした。失業率は前月比変わらずの8.2%で、これは予想通りなのだが、問題の非農業部門の雇用者数は、市場予想の9~10万人に対して8万人と予想を大幅に下回った。こうなると、私が金曜日に指摘した通り、これまで4カ月連続で市場予想が大きく外れたのは、やはりアナリストが多く所属する投資銀行の売りポジションが多いために、ポジョントークでわざと外れるような強い予想を出していると見るべきだろう。ただし、これも金曜日書いたことだが、米雇用統計がむしろ悪い方が、QE3(量的緩和第3弾)期待が高まって、株価にとっては中期的にプラスになると考えられる。大統領選挙まであと4カ月に迫ったが、もし、共和党のロムニー大統領候補が勝てば、バーナンキFRB議長を解任すると宣言しているので、バーナンキ議長もオバマ大統領を再選させるような方向に動かざるを得ないからだ。戦後、7.2%以上の失業率で再選を果たした大統領はレーガンだけ。8.2%では今後、よほどウルトラC的な追い風が吹かないと、バーナンキFRB議長はオバマ大統領とともに消え去る運命だと言える。そんな...