ブログ(会員限定) 7月の「ボルカー・ルール」発効に向けた水面下のポジション解消 PART7
日経平均は今日で3月28日の高値からほぼ2000円の下げとなり、年初来安値を大幅に更新してしまった。残る下値メドは昨年11月の8135円、あるいは8000円と言ったところだろうが、頼みの綱の外国人投資家の売り姿勢が改まらないと、反発に転じるのは難しい情勢だ。すでにTOPIXは今日、692.18ポイントの安値をつけ、3年2カ月前につけたリーマン・ショック後の最安値(698.46ポイント)を更新した。日経平均はリーマン・ショック後の安値が08年10月の6994円で、まだそこまでは1200円以上あるのだが、TOPIXが世界大恐慌に陥るかもしれないと恐れられた当時を下回る安値をつけたことの意味は大きい。それだけ劇的に日本株の需給が悪化しているということだ。しかしながら、今回の異常な急落は、私がこれまで書いてきたように、7月21日の「ボルカー・ルール」発効に伴う問答無用のヘッジファンドと投資銀行のポジション解消が主因と見られるわけで、そろそろその異常なポジション解消も峠を越したはずだ。というのも、外国人投資家は先物やオプションは大幅に売り越しているものの、現物はたいして売ってきていないからだ。こ...
