ブログ(会員限定) 上げ幅の半値押し
フランス大統領選挙は野党社会党のオランド候補が僅差で勝利した。オランド候補は財政緊縮一本やりから成長重視路線への転換を図ると公約していたが、これは株式市場にとってはむしろプラス要因だ。市場が気にしているのは、ドイツとの連携が崩れて欧州債務危機が再燃するとの懸念だが、ドイツの超緊縮路線を支持していたオランダでもルッテ政権が崩壊。むしろドイツが他のユーロ圏諸国の成長重視路線へ歩み寄らざるを得ない状況になっている。今日の急落は、フランス大統領選の結果ではなく、先週末の米雇用統計悪化に引っ張られた格好だ。震源地のフランス株は前場段階で1%弱の下げにとどまっていて、やはりサルコジ敗北は織り込み済みだったと言える。ちなみに、週明けの上海総合株価指数は朝安後、急回復してほぼ前日比変わらず。インド株もプラスに転換している。そうは言っても、今日の日経平均株価が261円安と急落した以上、明日は信用の投げ売りなども予想され、銘柄によってはセリング・クライマックスの局面になるものもあるだろう。騰落レシオやサイコロジカルラインなど投資指標はほぼ軒並み底値圏を示唆しているから、余裕がある人はバーゲン・ハンティング...
