2012-05-25

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7月の「ボルカー・ルール」発効に向けた水面下のポジション解消 PART3

相場は上がる時も下がる時も行き過ぎることが多々ある。日経平均は今週で8週連続の下落となったが、これは21年ぶりのことだという。21年前といえば、バブル崩壊直後の一番ひどい状態の時だが、いまの相場はそれほど稀な下げ過程にあると言っていい。日経平均は引き続き底値模索の動きだが、ここ数日は低位の材料株が商いを伴って人気化するなど、底入れ時に特有の動きも出始めている。今日は石炭輸入商社の太平洋興発(8835)が商いを伴って一時前日比18円高(24%高)の93円と急伸した。きのうは仕手系材料株の日本橋梁(5912)やピーエス三菱(1871)がJR西日本の耐震工事関連として暴騰したし、月曜は明和産業(8103)などの仕手株も賑わった。こういう銘柄が動き出したということは、再び物色意欲が高まりつつあることの証拠と見ていい。個人投資家の体力を考えると、こうした銘柄を手掛けているのはヘッジファンドが中心と見て間違いない。ヘッジファンドの一部がようやく買い転換してきた証拠と私は見ている。ただし、だからと言っておいそれと買い出動できる時期でもない。完全に底打ちを確認してから出動しても、まったく遅くはない。