2011-12-21

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自動車部品株が出直る

欧州中央銀行が21日から大規模な量的緩和政策に踏み切る。いわば欧州版QE2(量的緩和第2弾)だが、やはり世界の株式市場を苦しめ続けた欧州債務危機はターニング・ポイントを迎えている。タイの洪水の影響で急落した自動車部品株が出直ってきている。基本的には下げ過ぎの反動なのだが、ホンダ系のエイチワン(5989)が先月の安値から直近で6割近く急騰したほか、同じくホンダ系のユタカ技研(7229)が30%、ケーヒン(7251)が23%、いすゞ系のTDF(5641)が30%、独立系の大同メタル(7245)が24%の反発といった具合だ。先週16日、日産自動車が子会社の愛知機械(7263)を株式交換で完全子会社化すると発表したことも、自動車部品株には追い風になっているようだ。直前の株価からはじいた上乗せプレミアムは27%に達する。大手自動車メーカーが上場子会社を完全子会社化するのは珍しい。ここ数年では、トヨタが大震災で被災した非上場の自動車組み立て子会社2社を救済する目的で、同業の上場子会社である関東自動車を完全子会社化し、3社を統合したケースがあるくらいだろう。しかしながら、日産の愛知機械完全子会社化が...