ブログ(会員限定) 目先は慎重に
先週末の発表の米雇用統計が予想を大幅に下回る数字であったことや、欧州の金融不安が深刻化して、銀行の経営危機が再び表面化するなど、何やら嫌なムードが漂い始めている。とりわけ欧州の金融危機がリーマン・ショック前の状況に似てきていて、短期金融市場では貸し渋りが目立つという。今週8日木曜日にオバマ大統領が新経済対策を発表し、さらに9日10日にはフランスでG7(財務相・中央銀行総裁会議)が開かれる。EUやECB(欧州中央銀行)は、さすがにそろそろ火消しに回らないとヤバイと感じ始めている頃であり、今週は米・欧の政策対応で相場が急反転する可能性が高いと見ている。ただし、本丸の11月のG20(主要20カ国地域首脳会議)まで危機的状況を引っ張って、それを国際通貨制度改革のテコにする可能性もあるから、用心するに越したことはない。目先は慎重に行動すべきだろう。
