2011-07-22

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上方修正含みの資源株を

今週水曜日、トヨタ系最大の部品会社であるデンソー(6902)の部品カルテル疑惑が再燃した。カルテルの対象はラジエーターやワイパー、エンジンスターターなど。日米欧3極にまたがる捜査が進行していて、中心的役割を果たしていたデンソーのほか、三菱電機(6503)、カルソニックカンセイ(7248)、ミツバ(7280)、ティラド(7236)など7社に公正取引委員会の立ち入り検査が入った。共同通信によると、課徴金減免制度の適用を受けるため、デンソー自身が公取委にカルテルを自主申告したという。それを察知した他の6社が相次いで自主申告したと見られる。この事件は昨年1月に米国発で起こったトヨタ・ショック(大量リコール問題)の延長線上にあり、翌2月にはFBIと公取委が共同でデンソーの捜査を開始していた。この点では株価にも半ば織り込まれた材料であり、反応も限定的だった。事件の背景にはオバマ政権の輸出倍増政策があると見られるが、トヨタ・ショック自体が幕引きに向かいつつあるため、これ以上、自動車部品のカルテル捜査が横に広がることはなかろう。すでに昨年同時期に日米で発覚したワイヤーハーネスと呼ばれる自動車部品の捜査...