ブログ(会員限定) ついに親子上場の見直しに動き始めたトヨタ
トヨタが13日の大引け後に上場子会社のトヨタ車体と関東自動車をTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化すると発表した。この連想から自動車業界で親子上場を見直す動きが日産やホンダなど他社にも波及するのではないかという思惑が広がっている。日立やパナソニック、キヤノン、新日鉄、武田薬品などの巨大企業が相次いでグループ企業や提携先の資本再編に動きだしていたのに対して、自動車業界ではゴーン・ショック以降、親子上場の見直しを含めた再編の動きがほぼ止まっている。それもこれも、業界トップのトヨタがまったく動かなかったからだと言えるが、ようやく巨象が動き出したことで一気に再編が加速する可能性が出てきた。というのも、以前から書いているように、完成車メーカー本体の利益は低迷しているのに、傘下の自動車部品会社は過去最高益更新が続出しており、親会社から子会社に利益が流出しているといえる状況だからだ。今後も本体の収益低迷、子会社の利益成長加速は既定路線である。トヨタならさしあたってほかに豊田自動織機(6201)やアイシン精機(7259)あたりを完全子会社にしたいところだろう。日産ならカルソニックカンセイ(7248...
