ブログ(会員限定) スピード調整で押し目買いのチャンス到来
欧州債務問題がギリシャからイタリアに波及するとの懸念が高まって、きのうの日経平均株価は143円安の9925円と5日ぶりに1万円の大台を割り込んだ。これは11日にEU首脳による緊急会合(出席者はファンロンパイ大統領、トリシェ欧州中央銀行総裁、ユンケル・ユーログループ議長、バローゾ欧州委員長など)が開かれ、イタリアの債務問題が話し合われたことが原因である。イタリアの10年国債の利回りは、ユーロ加入前までは2桁に乗っていたが、加入後は急速に下がって、ここ数年は4%前後で推移していた。それがここ1週間ほどで1.5%ほど急上昇し、昨日は6%を超えるレベルまで達した。IMFやEFSF(欧州金融安定化基金)は、国債の利回りが7%に達すると金融支援に乗り出しているので、EU緊急首脳会合ではイタリアの債務危機対策が話し合われたのは間違いない。結論から言えば、今回のEU緊急首脳会合の目的は、欧州版IMFであるEFSFの機能を強化することにあった。EFSFは、すでにIMFやこのEFSFから支援を受けているギリシャやポルトガルなどが、市場から国債を買い戻す資金を融資する仕組みを今月中にも作ろうとしている。それ...
