2011-07-04

ブログ(会員限定)

脱原発と自動車はスピード調整

今日は日経平均が2カ月ぶりに一時1万円の大台に乗せたが、ヘッジファンドの買い戻し主導の相場だけに、長続きするかどうかはやや疑問が残る。もっとも、先週末のNYダウが今年最大の上げ幅(プラス168ドル)となり、1週間で650ドルの棒上げ(2年9カ月ぶりの上げ幅)となった以上、超出遅れの東京市場がニューヨーク市場に追随するのは当然だ。今日は値上がり率で見ても、出来高で見ても圧倒的だったのは東京電力で、上昇率は19.8%、出来高は2億株を超えた。ほかに原発の中核銘柄の1つである日本製鋼所(5631)や不動産株全般、それに主力銀行株全般が商いを伴って大きく上昇した。一方、脱原発の自然エネルギー関連や自動車部品株などは反落するものが多く、完全に物色対象が入れ替わった印象である。もちろん、こうした投機筋のショートカバーがいつまでも続くわけではないので、相場テーマの本流である自然エネルギーと自動車関連はスピード調整に過ぎないと思うが、これまでこの2つのテーマ株はやや過熱していたので、ちょうどいいタイミングでの調整局面だと思われる。おそらく、その調整は今週で終わり、来週からまだガラリと相場の流れが本流に...