ブログ(会員限定) 週末のSQ通過まで調整色強まるか
今日の株式相場は東京電力の急落に引っ張られる形で大幅安になった。先週末に共同通信が東電の内部資料として伝えたところによると、前期の約1兆2500億円の赤字に続いて、今期も5700億円の赤字を見込むという。これだけなら大したことはなかったのだが、これに関連して今日の9時過ぎに東証の斉藤社長が「東電も日本航空と同様の(法的)処理が望ましい」とコメントしたと伝えられて、東電は80円ストップ安の216円まで売られた。これが相場の地合いを悪化させて、ヘッジファンドの換金売りや信用の投げがかなり膨らんだ。今週末のメジャーSQを意識した売り方の売り仕掛けも入っているようだ。日経平均は約2カ月半ぶりに9400円の大台を割り込んで引けた。ただ、ボックス相場の下限である3月29日の安値9317円を割り込んでいないので、基本的には調整の範囲であり、下落トレンドに転換したという証拠はない。ちなみに、東電株は500円額面なので、216円は実質21円の株価となる。おそらく、よほど東電と密接な取引関係になければ、株式持ち合いで東電株を保有していた企業は投げ売りせざるを得ない水準だ。こうなると、東電株は市場にあふれ、...
