2011-05

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相場の分かれ道は5月後半

今週は週末13日にオプションSQを控えているので、5月後半の相場が強含みであるなら保ち合い、弱含みなら11日水曜日(SQ2日前)あたりにヘッジファンドの仕掛け売りで急落することが予想される。先週の商品相場の急落が、週初のビンラディン暗殺となんらかの関連性があるのかどうか、一部の市場関係者の間で議論になっている。そもそも、殺されたのが本当にビンラディンなのかどうか疑わしいのだが、オバマ政権がアルカイダや一連のテロとの戦いに区切りをつけようとしているのは事実である。オバマ政権はイラクから米軍を撤退させ、中東民主化運動を支持し、今度はテロとの戦いに終止符を打とうとしている。個人的には、ビンラディンもテロとの戦いも、ブッシュ・ファミリーを中心とする軍産複合体が作りだした茶番劇であると見ているが、オバマ政権はそうした軍産複合体の利権を潰しにかかっているように思える。昨年は大恐慌以来の金融規制改革で、ウォール街・財務省複合体の利権潰しを強行しようとした。ただ、オバマが来年の大統領選で再選を勝ち取るには、軍産複合体にも、ウォール街・財務省複合体にもおいしい思いをさせなければならないわけで、「アメとム...
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QE2終了を先取りする仕掛け売り

きのうの円急騰、商品相場急落には驚いた。銀や原油価格は1日で10%近く急落したし、円も1カ月半ぶりに1ドル=80円の大台を割った。きっかけは、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)が銀先物取引の証拠金を引き上げたことだ。銀の国際価格は3カ月足らずで2倍弱に跳ね上がっていたが、先週1週間で25%も急落。商品相場高騰の象徴だった銀の相場が崩れたことで、先物市場から投機資金が一斉に逃げ出したのが実情だろう。商品相場の急落と円の急騰が同時に起こるのは、円キャリートレードの手仕舞いが大きな原因である。円キャリートレードは超低金利の円を借りて、商品先物、高金利通貨、株式などリスク商品に投資するわけで、それを手仕舞う際、買っていた商品先物などを投げ売りし、円を買い戻して返済する必要があるからだ。今回の商品相場の急落は、6月に終了する米国のQE2(量的緩和第2弾)を先取りした動きと見て間違いない。歴史的な量的緩和政策の終了に伴って、商品相場はいずれ急落すると見られていたが、市場関係者の予想よりも少し早いタイミングで相場が崩れ出したという印象である。しかし、このまま商品相場が長期下降トレンドに入るとは到...