2011-05-18

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米国離れ

きのうのNYダウは一時160ドル以上も急落し、WTI原油先物も1バレル=95ドル台まで下げていた。結局NYダウは68ドル安まで切り返して引けたが、これで3日続落となった。5月2日の高値1万2876ドルから、きのうの安値1万2378ドルまでほぼ500ドル下げたことになる。株価の下落基調は日本や欧米に限ったことではなく、新興国の方がむしろ深刻だ。ブラジル、インド、メキシコ、中国などは、かなり長い調整局面に入っている。6月末に終了する米国のQE2(量的緩和第2弾)を先取りする動きであるのは間違いないのだろうが、単純にリスクマネーが縮小しているわけではなく、あくまでも上昇相場における調整局面と考えている。株価が上昇するには必ず下落も必要である。ナスダック指数は先々週、2007年の住宅バブル時の高値を抜き、ITバブル以来11年ぶりの高値をつけた。NYダウも07年につけた史上最高値1万4198ドルまで10%強まで迫ったわけで、やはりそろそろ長い調整が必要な局面に差し掛かったと言える。日本株については大震災で調整済みなので、米国離れを起こしてきそうだ。