ブログ(会員限定) しばらくは低位株も厳しい
日経平均は2日間で282円下げた。これで10日間続いた1万500円前後の“保ち合い相場”が崩れ、鬼門の1万300円をも下回ってしまった。こうなると、相場は日柄調整に値幅調整が加わった完全な調整局面に入ったと言わざるを得ない。ポジションを軽くして嵐が過ぎ去るのを待つのが無難だろう。聞くところによると、今日は年初にまとまって資源株に買いを出していた欧州系のCTA(商品投資顧問)が、日経225先物に大量の売りを持ち込み、その一方で、債券先物を買うという“株先売り・債先買い”の裁定取引を活発に行なっていたらしい。この動きに内外の短期筋やヘッジファンドが便乗して、売りに拍車がかかったという。今日、兜町取材歴30年のベテラン記者から電話があり、「年末年始に一儲けした個人投資家は、この2日間の下げで儲けの大半が吹き飛んだでしょうね」と話していた。この人は仕手筋の情報に強いことでも知られた存在だが、このところ低位ボロ株で体力が回復した投資顧問筋も、今回の下げで相当被害を受けたようだと言っていた。しばらくは低位株も厳しいということだろう。
