2011-01-17

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与謝野リスク

先週末、SQを境に日本株は調整局面に入った可能性が高いと書いたが、値幅よりもむしろ日柄調整の色彩が濃くなりそうだ。しかも、スピード調整で終わるかもしれない。というのも、今日、上海総合株価指数が3%も急落したのに、日経平均はプラスで終わったし、日経225先物の夕場では、4時50分現在、20円高の1万520円まで買われるなど、いつもとは違った底堅さを見せているからだ。先週末の日経平均急落(といっても90円安だが)も、SQがきっかけだったのではなく、むしろ日銀のインフレ目標や株買い取りに反対の与謝野経済財政担当大臣の就任が嫌気されて下がった可能性もある。与謝野大臣は今のところ大した発言力はないが、バックには中曽根元首相や読売グループがついているだけに、政界再編のキーマンになる可能性があり、侮れない面がある。いずれにしても、相場は日柄調整に入ったと考えるのが無難で、当面は1万500円を挟んだ小動きが続きそうだ。