2010-12

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金融株の上昇第二ラウンド

銀行株は今日も総じて堅調に推移したが、上げ過ぎの反動で小幅安で終わる銘柄もいくつかあった。そんな中で目を引いたのが、みずほFG(8411)。出来高は1億3700万株と、おととい月曜日の半分に過ぎないが、ほぼ5カ月ぶりの高値で引けている。上場来安値をつけた10月5日の出来高は6億1400万株、約60億の公募増資をやった直後の7月22日の出来高は12億7900万株だった(終値は134円)。今回、わずかその5分の1、9分の1といった出来高で累積売買高の多い130円から145円の節をあっさりと上抜けてくるのだから、このみずほFGの上げ相場は本物だろう。金融株上昇の第二ラウンドもそろそろ後半戦なので、あまり積極的には奨められないが、やはり2桁や100円台、200円台といった低位にある売られ過ぎ銘柄は投資妙味が大きいと思われる。
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新生銀とあおぞら銀

相変わらず低位株物色が続いている。前回の最後に「旭テック(5606、今日の終値31円)などは意外高の芽がある」と書いたが、まさしく予想通り意外高で、今日は19.3%高の37円と急伸した。寄りつきは31円だったから、めざとい方は十分間に合っただろう。旭テック同様、米投資ファンドが大株主の新生銀行(8303)とあおぞら銀行(8304)。今日の株価は新生銀が2円高の86円、あおぞら銀が9円高の151円と、ともに商いを伴って動き始めている。新生銀は今年8月につけた87円、あおぞら銀は先月の高値156円を抜けば上げ足を速めると思われる。どちらもボロ株だが、金融株全般の人気が再燃しているので意外高の芽がある。
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ボロ株・低位株人気は継続

最近、物色の流れの変化が一段と早くなってきた。前回、ボロ株、低位株物色の流れがDeNA事件で新興系のボロ株が敬遠され、50円額面の老舗のボロ株物色が強まるのではないかと予想した。たしかに、再び100円前後の銘柄の出来高が増え、フルキャスト(4848)のようにべらぼうに値上がりしてきた新興系の銘柄が急反落している。ただ、今日の段階ではフルキャストが10%近く急落した一方で、同じく2万円台のサイボウズ(4776)が10%近く上昇したり、当ブログでも注目のケネディクス(4321)が急反発するなど、二極化の動きになっている。別にいつまでもボロ株にこだわるつもりはないのだが、やはり上昇相場の初期の段階では低位株やボロ株ほどパフォーマンスが良いし、ヘッジファンドなど短期資金が入っているかどうかのシグナルにもなる。主力の大型株は中長期投資、ボロ株・低位株は短期投資と割り切れば、クリスマス手前くらいまでは低位株・ボロ株で餅代を稼げるのではないかと思う。旭テック(5606、今日の終値31円)などは意外高の芽がある。
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DeNA事件で新興系から老舗のボロ株に

本来なら今日はメジャーSQ2日前なので株価下落の急所なのだが、日経平均が半年ぶりの高値で引けたということは、相場が見た目以上に強いということだろう。今日、公正取引委員会が、わざわざSQ2日前に合わせてモバゲータウンのDeNA本社に独禁法違反の疑いで立ち入り検査をしたにも関わらず、である。朝、このニュースを見て「ライブドア事件」が頭をかすめたが、DeNAの株価はすでに公取の動きを察知してか、9月から10月にかけて3割も急落済みだった。今日は一時10%以上下げたものの、結局6%安で引けた。今回は当局に敬意を表する下げといっていいだろう。ちなみに、事件の概要はDeNAが外部のゲーム開発会社に対して、GREEなど競合する他社にゲームを提供しないよう圧力をかけた疑い。今回のDeNAの事件で、新興市場株に対する投資マインドの悪化は避けられないが、マザーズ指数は10月の安値から約2割上昇していただけに、ちょうどいい調整になるのではないかと見ている。新興市場株の人気が離散するとなると、現在の低位株物色も、フルキャストなどの新興系のボロ株ではなく、ラサ工(4022)や常磐興産(9675)など老舗のボロ株...
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ボロ株相場再び。短期値幅取りの動きが活発に。

今日1日の相場を振り返ってみると、12月に入って沈静化していた低位株物色が再び盛り上がってきたことがわかる。レオパレス21(8848)やラサ工業(4022)、日本コロムビア(6791)といったボロ株が、東証一部値上がり上位30社のうち半分近くを占めた。値上がりトップのフルキャスト(4848)は日雇い派遣の最大手で先月まで継続疑義がついていた銘柄だが、今日も5000円ストップ高となり(終値2万5170円)、これで10月安値3425円からの上昇率は7倍を超えた。ちなみに、値上がり上位30社のうち建設・不動産業は13社を占めた。やはり、日銀の追加量的緩和やデフレ脱却に期待する資金が活発に流入していると考えられる。言い換えれば、形を変えた再生関連株の相場だ。いつまでもこうしたボロ株が買われるわけではないが、少なくとも新年にならなければ、ヘッジファンドなどもこうした経営不安のあるボロ株を本腰を入れて空売りすることもなさそうで、しばらくは「掉尾の一振」よろしく、餅代稼ぎのボロ株相場が継続しそうだ。最高値の20分の1のレベルにあるケネディクスも、この範疇に入る。
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ドットコムバブル再来の予兆

今月1日、約半年ぶりに東証マザーズにニューフェイスが新規上場を果たした。交流サイトへの投稿を監視するサービスを手掛けるイー・ガーディアン(6050)だ。株価は、初値で公開価格の2.3倍と下馬評を上回る人気となった。同じ日にジャスダック市場に新規上場したシステム開発のファーストHD(3644)の初値は公開価格を9%超下回る不人気ぶり。両社の明暗を分けたのは、ソーシャル・ネットワークサービス=交流サイトに関わっているかどうかである。実は、米国でも再来しつつあるドットコムバブルのキーワードは“交流サイト”なのだ。検索サイト世界最大手のグーグルは、会社設立後わずか2年のグルーポンを実に5000億円で買おうとしている。いまや世界規模で急成長を遂げている共同購入クーポンサイトだが、これも広い意味で交流サイトの1つである。同社の今年の売上は6億ドル(約500億円)になる見込みだが、グーグルはなんとその10倍の6000億円を払うというのだからあきれる。今後、交流サイトの新規上場株の公開予定が判明したら要チェックである。
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不動産流動化関連株は大相場の兆し PARTⅡ

私は10月5日の日銀の追加金融緩和以来、不動産流動化関連株が大化けする可能性があると当ブログや講演会などでさんざん主張してきた。実際、注目銘柄に挙げているケネディクス(4321)やトーセイ(8923)は、ここにきて棒上げに近い上昇となっている。日経平均がリーマン・ショック後の安値を付けたのは昨年3月である。そこから6月までのわずか3ヶ月あまりで、ケネディクスの株価は約12倍、トーセイも5倍に大暴騰した。現在の戻り相場に乗って、両銘柄とも昨年6月、ないしは今年5月の戻り高値まで今後上昇するとすれば、ケネディクスはここから2~3倍、トーセイは50%近い値上がりが見込めそうだ。