2010-12

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円暴落シナリオ

円暴落シナリオ来年、私が予想するような通貨体制の見直し、それにデフレ脱却法案が成立すれば、日本の株式市場の景色というよりは、日本経済そのものがこれまでの真っ暗闇からまったく違って見えるだろう。通貨体制の見直しは焦点が2つあって、1つは人民元の切り上げ(中国を最大のターゲットにしたグローバル・インバランスの是正=経常収支の改善)、もう1つは日本を最大のターゲットとした財政再建・将来リスクの摘み取りである。どちらも、円安に作用するが、財政再建に対するG20の圧力がかかると、円が暴落するリスクがある。デフレ脱却法案も結果的に円安につながるため、来年の円相場は95年から98年のような暴落(80円→147円、80%超の下落)も1つのシナリオとして念頭に置いておきたい。ただし、ほぼ50%の確率でこうしたことが何も起こらず、今の苦境が続くというシナリオも想定しておくべきだろう。来年は1月7日から再開する予定です。
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爆弾

先週末につぶやいたケネディクスは今日、2万6380円(プラス1380円)まで買われたが、大引けでは2万4760円(マイナス240円)と急反落して引けた。不動産株全般に利食い売りが入ったようなのだが、これは某大手ゼネコンに倒産危機説が出た事が原因のようだ。ちょうど、このブログを書き終えた先週金曜日の夕方、某調査会社の幹部から電話が入り、「海外工事でちょっとやそっとでは埋めきれないほどの大穴をあけたらしい」との情報を得た。確かに、その直後の株式新聞社の講演会でも、「大手ゼネコンの見通しについて教えてください」との質問があった。ゼネコンのことを聞かれるのは3年ぶりぐらいである。こうした爆弾があるから株式は難しい。おそらく、この会社は倒産しないだろうし、系列の銀行が何らかの支援するのも時間の問題だろう。
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ケネディクスとジャックス

今日はもうまったく時間がないので銘柄だけつぶやいておきたい。ケネディクス(4321)とジャックス(8584)が調整一巡から高値をうかがう動きになっている。銀行株に関しては、少しお休みといったところだろう。
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銀行株は歴史的な大相場も

私のブログではもう1カ月以上前から銀行株が長期上昇トレンドに入ったと指摘してきた。銀行株の大相場は03年から05年のような途方もないものになる可能性があると見ているが、日銀がFRBのように巨額の量的緩和を行なってデフレ脱却を目指せば、その恩恵を最大限に受けられるのは銀行であるのは間違いない。先週15日のブログでも、「銀行株は上昇第二ラウンドへ」と書いたし、13日には見出しに「新生銀とあおぞら銀」とも書いたが、実際、新生銀行は14日始値が85円、今日の高値が101円である。同様に、あおぞら銀行は155円が170円になった。こうした低位銀行株が利食い売りをこなして力強く上昇しているところを見ると、やはりこれまでとは違った視点で物色されていると見る必要がある。銀行以外では引き続き、ジャックス(8584)やセディナ(8258)、ケネディクス(4321)、ETFS銀上場投信(1673)などに注目している。
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様子見

韓国軍の延坪(ヨンピョン)島での実弾演習が嫌気されて、今日はこれまで買われてきた銀行株や低位株が利食い売りに押された。このまま一気に年末に向けた手仕舞いモードに入ってしまう可能性もなくはないが、とりあえず、欧米市場の反応を見たいという投資家心理が働いたのだろう。先週末にはムーディーズがアイルランドの格付けを一気に5段階引き下げるという悪材料もあったからだ。今日の軍事演習を受けて、韓国株や中国株、台湾株などが小幅安で終わり、為替相場も大きな変動はなかった。日経平均先物も夕場で1万260円(4時50分現在)と戻しているから、この朝鮮半島問題はとりあえず相場に織り込まれたと考えられる。問題は、物色対象が銀行中心から別のセクターに移るかどうかだ。確かに銀行は上昇第二ラウンドがいったん終了して、日柄調整に入る可能性は十分ある。とりあえずは明日、明後日の相場を見て、物色の矛先を確認するのが無難だろう。今日は低位株も利食い売りが優勢だった。
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金融株の相場はまだ若い

前回水曜日にみずほFG(8411)を取り上げたが、木曜日の始値が146円、そして今日金曜日の終値が153円である。わずか7円、5%しか上げていないのだが、東証一部で断トツに出来高が多いこの銘柄が、これだけ軽々と動くというのは実はすごいことだ。しかも、200日移動平均線が149円で、それをわずか1日で抜いてきている。これまで1年半も、この200日線が株価の上値を抑えてきたにも関わらずである。今週月曜日に取り上げた新生銀行は86円が一時96円まで買われた。あおぞら銀行は151円が同168円である。低位銀行株おそるべしだ。水準訂正の動きが再び本格化したと見ていい。ほかにジャックスなどのノンバンクや、低位証券株も大きく上げた。そろそろ調整が必要な段階に差し掛かったかもしれないが、金融株の相場はまだ全般的に若い段階である。