2010-11

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なぜいま、金を活用した新通貨体制?

今週末のG20首脳会合は、ちょっとしたサプライズが起きるかもしれない。経常収支の数値目標を合意する可能性があるからだ。一部報道によると、きのうの事務レベル会合で、数値目標の協議がかなり白熱したという。関係者の証言では、何も合意していないというが、円相場が一時対ドルで82円目前に迫るなど、為替相場が大きく反応している以上、何か重大なことが起きつつある前兆ととらえるべきだろう。きのうの深夜から今朝6時までに1円30銭もの円安・ドル高が進んだことについて、市場ではユーロ圏の債務問題が再燃し、ユーロ売り・ドル買いが起こったと報じられている。確かに、それでドル売りポジションを手仕舞うヘッジファンドなどもあっただろうが、やはりそれと並行してG20の事務レベル会合がヘッジファンドを動かしたと推測される。まあ、今回のG20で数値目標の合意は無理だとしても、ちょっとしたサプライズが隠されているのなら、決算を間近に控えたヘッジファンドはポジションをある程度手仕舞っておきたいと考えるに違いない。ヘッジファンドのドル売りポジションは過去最高レベルに積み上がっているので、一時的にせよG20前後には意外なほどのド...
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今は何と言ってもREIT

ようやく日経平均は1万円の大台が視野に入ってきた。先週、年初来安値を更新したTOPIXも、25日線、75日線を上回り、1カ月ぶりの高値をつけた。しかし、日経平均は9800円、TOPIXは850ポイントどころに大きな節があって、これを超えるには何らかの支援材料がいるだろう。日本のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加が決まれば、強力な支援材料になる。何度も書くようだが、今は株を買うよりもREIT(上場不動産投信)を買った方が投資効率が高いと思われる。東証REIT指数も2年間抜け切れていない1000ポイントの大きな節が目前に控えている。今日8日の終値は997ポイントだが、今年4月の高値が1003ポイント、昨年4月の高値が1025ポイントだから、ここを抜けてくると上値が軽くなるだろう。ちなみに、先月末と今月1日の2日間で、REIT指数は50ポイント近くも上げている。日経平均に直せば400円高以上だが、REIT市場は上げる時も下げる時も結構値幅が大きい。風を掴めば鞘を抜きやすい市場と言われる所以である。
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REITにかなりの上値余地

秋に予定されていた一連の為替絡みの大イベントは、今のところほぼ予想通りの結果に着地している。米中間選挙しかり、FOMC(連邦公開市場委員会)しかりである。悪材料が出尽くしつつあるのか、日経平均は2日連続で大幅高となったが、その原動力は外国人投資家の買い戻しだと推測される。おそらく今日、10月第4週の売買動向が発表されるが、第3週までの外国人の買い越し額は約5000億円に達した。これは日経平均が年初来高値をつけた4月の買い越し額に次ぐ水準である。これもFRBの常軌を逸した量的緩和策の恩恵だろう。だが、FRBの追加緩和を受けた4日の日銀の金融政策決定会合では、追加量的緩和はなく、市場関係者の予想は裏切られた。残る為替絡みの大イベントは、12日のG20首脳会合を残すのみ。これを乗り切れば円高圧力も一時的にせよ少し弱まる。この日はオプションSQで、直近の株高の勢いを消される可能性もあるが、日本株はようやく底打ちから上昇トレンドに転換したと見ていいだろう。日銀の新型オペの思惑から、三井不動産系の日本ビルファンド(8951)や三菱地所系のジャパンリアルエステート(8952)三菱商事系の日本リテール...
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黄色信号継続

明日の米中間選挙、明日、明後日のFOMC(連邦公開市場委員会)が重しになって、日本株はじり貧の展開が続いている。投資家は動きたくても動けないのが実情だろう。ただ、明後日のFOMCで米国が追加金融緩和に動けば、逆に売り材料出尽くしになるかもしれない。それはドル・円相場も同じである。FOMCの3日の決定で相場が円高・株安に動くようなら、FOMC翌日に繰り上げされた日銀の金融政策決定会合でも、日銀も追加緩和に動かざるを得ないだろう。何度も言うように、中間選挙、FOMC、そして11日、12日のG20で通貨戦争にまつわる今年の大イベントは一巡する。それが悪材料出尽くしになるのか、日本株にとって保ち合い下放れになるのか、そこが問題だが、さすがにデフレ脱却法案の提出を目前に控えて(民主、みんな、公明の3党共同提出になる見込み)、日銀も本気を出してくると推測している。