2010-11-12

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目先は様子見

G20閉幕に合わせるように、上海市場が今日、今年最大の下げを記録した。上海総合株価指数は、162ポイント(5.15%)安の2985と3000の大台を2週間ぶりに割り込んだ。中国政府が今日、新たな不動産規制を行なうと報道されたのが引き金だ。外国人の住宅投資を1軒までに制限するといった海外からの投機資金の流入を防ぐ規制である。G20では経常収支の数値目標を合意できずに先送りし、「より市場で決定される為替システムに移行」と共同宣言に盛り込んだものの、再びドルを売り直す動きが加速してしまった。欧州市場の平均株価は軒並み1~2%程度急落中だが、日本も今日1.3%下げているから、日本株はこの材料を半ば織り込み済みと見ていい。あとは週明けのAPECでTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)がどの程度前進するかだろう。目先は様子見か。