ブログ(会員限定) ヘッジファンドのドル売りポジション解消が本格化したら?
日経平均は今日、一時200円超の値下がりになったが、シカゴ市場の日経225は50円安の9480円で戻ってきたはずである。ところが、東京市場ではそこからさらに170円安い9310円まで下げた。原因は中国の3年ぶりの利下げ、それに伴う米国株の急落とされているが、震源地の中国では上海総合株価指数が朝安の後、切り返して5カ月ぶりの高値をつけている。確かにきのうのNYダウは一時226ドル安となり、2カ月ぶりの大幅安を記録。その急落の最中にシカゴの日経225が小幅安で終わったことが、むしろ不思議だった。この背景にあるのは、決算期が近付いたヘッジファンドがドル売りポジションを巻き戻していることだ。きのうの夜、円相場は一時1ドル=81円90銭近辺まで戻している。今後、ヘッジファンドのポジション解消で意表を突く円安が起こる可能性がある。円高一辺倒で投資戦略を立てるのは危険である。
