2010-10-01

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日米関係の劇的な改善が相場を下支え

戦後最悪にまでこじれた日中関係がようやく改善してきた。何をするかわからない中国のことなので、今後も日本に対するレアアースの輸出禁止措置のような嫌がらせが相次ぐと覚悟しておくべきだろう。ただ、正直なところ、日中関係が極端に悪化したとはいえ、日本株は思ったほど下げなかった。円の対ドル相場が9月15日の円売り介入前の高値水準に近づいたのは、中国政府による円買い介入が原因の1つだと見ているが、それでも円高は思ったほど進んでいない。10月に入り、まさしく例年なら秋の金融危機のシーズンである。突発的な悪材料が出れば、日経平均が300円安、400円安などということも日常茶飯事のこのシーズンにしては、日本株はものすごく堅調に推移している。やはり、日米関係がほぼ1年ぶりに劇的に改善したことが効いているとしか思えない。