ブログ(会員限定) トップ会談後の相場の下振れに注意
週明け23日の月曜日にも、菅総理と白川日銀総裁の会談が行なわれるという。これ自体は昨年11月下旬の、円相場が1ドル=84円80銭台まで買われ、日経平均株価が9076円まで急落した局面と同じで、円高、株安に歯止めをかけようというのが狙いである。しかし、実際に歯止めがかかるかどうかは未知数と言わざるを得ない。というのも、昨年11月は電撃的に鳩山総理と白川総裁の会談が行なわれ、その前日に日銀が緊急金融政策決定会合を開いて、追加量的緩和を決めるというサプライズがあったからだ。今回はその二番煎じで、サプライズになるかどうかすら疑問がある。その点をヘッジファンドに見透かされ、円は85円台前半、日経平均は年初来安値圏から抜け出すことができない。つまり、少なくとも市場参加者の意表を突くという点で、今回の会談はすでに失敗したと見るべきかもしれない。経済対策は新規国債を発行せずに予備費などを活用して、わずかに1.7兆円の予算で行なうことがほぼ決まっている。日銀の追加金融緩和も、春に打ち出した0.1%の固定金利による銀行への貸し出しの延長と、金額の上積みでほぼ決まり、と見られている。もしその通りだとしたら、...
