ブログ(会員限定) 03年の大転換時に酷似
今日の午後、日経225先物のボードを2時間近く見ていたが、「円買い・株先売り」や「債券先物買い・株先売り」の裁定取引がかなり大規模に行なわれていたようだ。私が確認できただけで、一度に1000枚以上の売り玉が6~7回出されていた。その一方で、債券先物相場はほぼ7年ぶりの高値水準(利回りベースではほぼ1%ジャスト)まで買われ、円相場も先週末一時1ドル=85円台と昨年11月下旬以来の高値をつけている。債券先物(期近)の価格が142円台に乗せたのは、直近では7月22日にもあるのだが、その前は2003年6月までさかのぼらないと見当たらない。03年6月といえば、その前月にりそな銀行に2兆円の公的資金が投入され、さらにその前月には日経平均がバブル崩壊後の安値7603円をつけた時である。つまり、この時は大きな政策転換があったわけで、銀行の不良債権処理に終止符を打つべく、小泉構造改革が本格化した時期に当たる。ギリシャショックで日本の突出した政府債務にスポットライトが当たり、3月に債券先物相場は急落するが(3月11日140円40銭→4月8日137円94銭)、そこからわずか3カ月あまりで7年ぶりの高値まで一...
