ブログ(会員限定) それでも日本株独歩安の状況
昨日の日経平均256円高はヘッジファンドの買い戻しが原動力だと言われている。ただ、その一方で、好決算の発表も相次いでいて、単純にヘッジファンドの買い戻しで戻ったとは言い切れない面もある。日経平均は2週間ぶりに25日移動平均線を回復し、テクニカル的にはダブル底を形成して上昇トレンド入りした可能性が極めて高いと言える。他の市場を見ると、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、イギリスなど欧州株の戻りが日本株より遥かに進んでいて、大半が5月のギリシャショック前の水準を回復している。それに比べて日本はギリシャショック前の日経平均が1万1000円程度だから、現状は昨年秋のような日本株独歩安が起こっていると言っても過言ではない。この日本株独歩安を克服するには、やはりデフレ脱却法案の成立が不可欠だと思われる。臨時国会でこの法案の票読みをすると、衆参ともに過半数を確保できるのは濃厚だから、問題は2%のインフレ目標をきっちり法案に盛り込めるか、また、それができなかった場合の日銀総裁の罷免権を国会に付与できるかがポイントである。その2つが盛り込まれれば、やはり5年前の郵政民営化法案を上回るインパクトを株式市...
